国連創設75周年記念講演 参戦!
国連が創設されてから75周年を迎える今年2020年。
2020年1月17日に国連大学で行われた記念講演に参加してきた。
キャサリン・ポラード国連事務次長
(管理戦略・政策・コンプライアンス担当)
が来日されての講演。
講演について2点を簡単に紹介する。
- 講演内容
- 印象に残った言葉・感想
1. 講演内容
ポラード氏、Hong-Sok Kwon氏、村林 弘文氏から
- ポラード氏の国連での歩み
- 国連が向き合っている世界の現状
- 国連で働く事
- JPO制度について
についての話を聞くことが出来た。
国連で働く日本人としては
- 227名 (男性37%、女性63%)
- 27名 JPO制度での採用
という現状である(講演より)
国連分担金は3位とお金は出しているが、職員数は8位と少ない日本。
(外務省HPより)
フィールドで働く人間を求めている!
狭き門ではあるが、自分自身もJPO制度にチャレンジしたい!
2. 印象に残った言葉・感想
講演中色々考える事はあったが、特に心に残ったのは
質疑応答の際、「若い世代へアドバイス・メッセージはあるか」と質問した時に返ってきた答えだ。
「Have Passion, then have an interest in the world and people」
ー情熱を大切に。 そして、世界と人に興味を持ってー
そしてそのあとに続いた、最も心打たれた言葉
「Try to Learn Every Day」
ー 毎日学べー
シンプルだけど、どんっと心の中でその一言が響き渡った。
--------------"最近、毎日何か新しいことを学んでいたかな?"
自分に問いかけた時、答えはNOだった。
子供のころは、毎日新しい事を学ぶのが当たり前だったのに、
大人になるにつれ、どんどん「新しいこと」を学ぶ機会が少なくなる。
本来「学ぶ」場である学校にいる時だってそうだ。
テスト・受験の為にただ作業として知識を詰めこむ事。
大学でも、念仏の如くブツブツ唱える教授の授業に何の面白さも見出せない事。
そんな環境に身を置いて、学ぶ楽しさをどこかに忘れてしまっていた。
でも、何か新しいことを知った時の喜びは何にもかえられない
という事を久しぶりに思い出した。
どうして虹はできるのか、それを知って無邪気に喜んだ子供の頃のように
新しいことを知ることを毎日楽しめる人でありたい
(表参道にそびえ立つ国連大学にて)